らんま1/42第03話

第3話「親友」


俺は三女のあがねが好きだ!

めっっちゃ、好きだ!!


俺は特異体質で、水をかぶれば女になってしまう・・・。

でも実はそれだけではなくて、ぬるま湯をかぶればオカマになる(泣)

それを発見した早運は、毎日、俺に水をかけたりお湯をかけたりして変化の記録をとり続けている。

最近の俺の生活はまるで実験動物のようだ。


こんな俺でも人並みに、恋くらいするのだ!!

悪いか!?

俺はあがねが好きだ!


確かに最近は、食事の時間も3人娘とずれるようになり、あがねとも全く口を聞いていない。

しかし、きっと向こうも俺のことが好きに違いない!


証拠はある!!

1.俺を見る目にやさしさがこもっている気がする。
2.いっしょに暮らしている。
3.一ヶ月前、俺に話しかけてきた。


普段はよそよそしいが、きっと父親(早運)に遠慮して、俺に気のないふりをしているに違いない。

そういうわけで、あがねも俺のことを好きなようだ。間違いない!


しかし、俺があがねに手を出したとなると、早運にどんな目にあわされるかわからない。

だから俺はあがねのことを陰ながら見守ることにしている。

通学中も学校にいるときも家にいるときも、いつも物陰からあがねを見守っている。


そんなある日、同じ学校の知らない生徒(男)に話しかけられた。


五寸釘「おまえ、いつもあがねさんのことを付け回してるだろ?」

俺 「人聞きの悪いことを言うな!! 見守っていると言え!!」

五寸釘「うるせぇ! ストーカー!!」


俺は自分より弱いものをいじめるのは好きではない。

しかし俺も武道家。ここまで愚弄されて引き下がるわけにはいかない。


俺は五寸釘を殴りとばした。


五寸釘「ぐげッ!!」


俺 「良く聞け! あがねは俺のことが好きなんだ!! 両想いだから何してもいいんだ!」

五寸釘「うそつけ! 彼女、剣道部の主将と付き合ってるんだぞ。」

俺 「・・・・は!?」


その時、俺は、あがねが剣道部主将の久能と付き合っているなんて、全く信じなかった。

しかし、あがねが久能と付き合っているというのは本当だった。

あの後、2人がデートしてるのを目撃してしまったのだ。

ショックだった。



・・・俺は武道家。ケンカは強い。

俺は久能を殴りにいった。


しかし、返り討ちにされた。


めっちゃ強かった。

というか、相手は竹刀とか使わないで素手できたけど普通に負けた。


俺の拳法って、いいかげんな名前の流派だけど、実力もいいかげんだったみたいだ。


どこで聞いたのか知らないが、五寸釘がそのことについて話しかけてきた。


五寸釘「久能にケンカ売って、返り討ちにされたらしいね。」

俺 「ほっとけ。」

五寸釘「わかるよ、その気持ち。」

俺 「おまえなんかに、わかりっこない!」

五寸釘「いや、わかる。 だって、僕もあがねさんのことが好きなんだから。」



その日以来、俺は五寸釘と意気投合し、いっしょにあがねを付け回すようになった。

どちらかが風邪をひいた時はビデオにとって後で渡した。

下着を盗んだときはハサミで切って2人で分けた。

五寸釘は親友だ。




――完――







  • 最終更新:2010-03-28 08:44:53

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